商店建築2003年4月号に、「ルーフワイド」が掲載されております。
2009年7月15日水曜日
2009年7月13日月曜日
先日の大安。S邸増築工事の建方を行いました。昨今、雨が続いていたのにその日は曇り空のまま、晴れ間も少し覗かせる絶好の天気に恵まれました。 …が、しかし…。
建方と申しましても、今物件は…「手建」。レッカーが使用できず、梁や柱を人力で持ち上げ組み上げていく。2人では持ち上がらないぐらいの大断面の梁や柱を大工さん6人がかりで一本づつ。大工さんからも「20年ぶり」やら「はじめて」やら、声が聞こえる。
少しよろけても大惨事。
見てられない。と言うのが本音でした。
しかし、大工さんには圧巻です。絶対に僕には出来るはずもないことをやってのけている。
「植原建設」様・大工「谷本建設」様に感謝感謝。
少し、建物が小さかったのが唯一の救い。
午前中には終わる予定は、結局一日かかりましたが…。
完成したことが何より。
出来上がってしまうとこんな事は、見えてもこなければ、表現も出来ない。作った者だけにしか見えないキラキラとした大事な物を見せてもらえたようなそんな気がしています。
心配そうに見つめる植原建設・現場監督・常務。
棟上終了後、耐力壁や束の切断の作業を行いましたが、その作業をはじめて30分程でブレーカーが落ち、復旧できないというトラブルが発生、結局、後の作業も「手作業」「手仕事」。すべて電動工具なしの一日となりました。
「昔はこうだった。」なんて冗談ぽく言いながらですが、木軸組が立ち上がっていく姿をみていると、機械や工具も発達した今になっても、「今もこうなんだ。」と…。持ちえる技や懐の深さに感嘆です。
同時に自分はどうなんだろうかと…考えさせられる。結局、道具は全てただの手法でしかなく、過程にしか過ぎない。設計においてパソコンにはじまる3DCADやモデリング、解析ソフトなどのいわゆる道具の発達は、逆にその先にあるべき自分自身、そのより深い部分も露呈させるのかもしれないと。
小手先でなく、何が根付いているかということ。 長田
2009年7月10日金曜日
写真は、「さぬき富士もゲストハウス」基本設計時に使用したstudy模型です。計20種類ぐらいの四角いBOXを用意しておいた上で、施主に時間を割いて貰い、一緒に、ちょっとづつ動かしたり、回したり…。下の敷地をかたどったスチレンボードに何パターンもチェックしていきます。親戚や親しい友人と集うゲストハウスがゆえ、BOXの配置を検討、決定していく過程において、同時に、人と人の向かい合い方、家族同士の距離感、そして、敷地外部のさぬき富士との関わり方までも感覚の中にある、また、逆に感覚の中にしかないものも全員が無意識に意識する、そんな場になったような気がしております。
決定に至ったこの配置は、見えない何かが表現されていることでしょう。
実施設計は、これをそのままSCANしてCADに落とし込んで図面にしていきました。フォルムを施主と共に決めていくことで、逆に、僕には出来ない建築に行き着いているのかもしれません。
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この物件を通し、ふと振り返ると、事務所を開設して、早6年。最初は自分の出来ることの枠を広げよう、広げよう、としてきた意識が大半であったような気がしてます。だからこそ出来たことも多い。もちろん自分の中にある経験や本質の中にあるものを再認識、再定義を繰り返した中で「普遍的である新しさ」と言うものを模索したいという思いは今も変わりませんが。しかし現在は、どちらかと言えば、出来ることを疑い、狭めていこう、という意識も強くなってきていることも感じています。あえて良い様に表現すれば、自分に対しても施主に対しても、より地に足の付いたものと言うか…。本当にやるべきこととは何なのかということの選択。そういう過程がひめられたもの。
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この2者、どちらかだけでも駄目なのでしょうが、ただ、これに恐らく中間点など無く、ただ繰り返していくべきことだろうとも感じています。
挑戦(チャレンジ)・「自分にとっても新しいか」という言葉や問いは、大事な事ではありますが、本来はこれを何度も繰り返して、繰り返して、始めて力ある行為になるのではないかと。 …まだまだ先か。
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建築家・隈研吾の著書に「負ける建築」という本があります。本を読んでいないので申し訳ないが、その本意は分かりませんが、言葉として大事な忘れてはいけないことが多く詰まった一言。
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結果、本物件「さぬき富士もゲストハウス」は、施主に導いて貰った建築でもあります。
状況や施主に委ねることで生まれることもあり、それを柔軟に理解していくことも挑戦なのかなと。
基本設計の過程は特殊な方法ではありますが、問いに対し新鮮な気持ちで向き合えた物件なのかなと思う次第です。 長田
2009年7月9日木曜日
2009年7月7日火曜日
「イタリアン・アリオスト」 諸問題を含み、設計断念・中止となりました。
おいしいイタリアンのお店、探さなくては。 …
詳細は、報告できませんが、おいしいお店でしたので個人的にも残念です。
心待ちにしていた方も多そうでしたので、ブログでの報告だけが心痛みます。
設計が出来ないぐらい実はどちらでも良かったのですが、
県下の復活は、まず無さそうなのが何よりも心残り…。
おいしいイタリアンのお店、探さなくては。 …長田
2009年7月6日月曜日
番町のアトリエSが着工しています。
既存母屋があっての増築計画で、
住宅地の空きスペースに、小さな一棟空間が存在する事になります。
敷地全体に対する、新築物件とは異なり、
良い意味で、少し肩の力を抜いた感じとなった建築が、住宅地に
点在していく様子も又、面白いな、と思っていますがどうでしょうか?
また、小さなスペースですが、今までの街全体の広がりの中、
新たに出来た小さな場所から感じる街の呼吸や空気は、
とてもとても新鮮なものになるんだろうなぁ、とドキドキ・・・。
そんな思いでも、いっぱいになっています。
おおうら
2009年7月3日金曜日
上部写真は宮川邸の螺旋階段です。僕の写真の腕前では、実物の素晴らしさがとらえられず、実に残念なのですが、凄いです。はじめは、どーする?こーする?と少し気の重い様子の大工さんでしたが、材料を前にすると、もはや出来てみないと想像のつかない収め方を原寸で描きとめ、作り上げて下さりました。一発勝負です。一本の繊細な芯柱と、その周りに表裏表シの階段が連続していく様、出来上がった形は見飽きることがありません。目につく外観・建築の空間構成と、そうではない所。職人さんの知恵と腕の結晶がこの様に存在しているがこそ、また、そういうものや箇所がたくさんあるなぁと思ったので、このようなタイトルにしました。大工さんありがとうございました。おおうら2009年7月2日木曜日
実験に成功後、安定して金魚さん、メダカさんが行ったり来たり。 ただ、水槽で実験していたのですが、どうも水質の安定に苦労。→前回品。
何気にこだわりは、水の中。海っぽいです。
何気にこだわりは、水の中。海っぽいです。
この箱形、魚ってやつの習性・展示物メンテナンス作業を探るための簡易型ってところです。 」
前述「mini水庭 ビオトープ」(自宅版)の経験をここぞとばかりに生かし、実験と称して、事務所にも「癒しのビオトープ」制作。引越し。
こうすると、金魚もメダカも、めきめき元気。仲間も増やしちゃいました。
ついでに…実験続けてます。
我ながら、仕事しろって感じです。
我ながら、仕事しろって感じです。
所員もわが子も喜ぶ?出来上がり。
長田
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