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一級建築事務所 長田慶太建築要素

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グッドデザイン2008のイヤーブックに、「桶川の貫家」が掲載されております。
またまた、ごぶさたしてしまった現場日誌の続編です。 朝日段ボールの倉庫の外壁の吹付がほぼ終わり、足場どんどん解体され、全体がよく見えるようになりました。
南西の角部分がダンボールを積み上げたような感じになっています。
個人的には、ダンボールの取手がついているのも、なかなかかわいいと思います。
東面のシートが全部外れたら、また、こちら側もブログで報告します。
くまもと

モダンリビング№185(2009年7月号)に、「さぬき富士もゲストハウス」が掲載されております。

先週の土曜日に、コンペの資料用に、直島の海の水を撮影に行ってきました。

このところ、はずれっぱなしの天気予報を頼りに、午前中の方がまだ、晴れ間が望めるかと思い、少し早起きして船に乗ったのですが、やはり、降られてしまいました。

それでも、テンション上げて、バスと徒歩で、何か所か海の水を汲んで、撮影してきました。

こんな強行スケジュールに付き合ってくれた友達にも感謝です。

雨にぬれたせいかどうか、どうやらカゼっぽく、少し気の重い月曜日です。

くまもと

番町にて施工中のatelier-S、現在サッシュ工事中です。
R形状の大型サッシュが取り付くという事で、いざ現場へ!
                                           
1階の壁面、そして屋内外に、
天井高いっぱいの高さと、部屋幅いっぱいの幅で
その形の大開口を射抜くサッシュに感動。
                                                                      しかも、

開いちゃいます。                                                                   

                                                                  やれば出来る!またやりましょう!と、振り返ると苦笑いの職人さん達。

その笑顔の裏にも、

がぜんヤル気を感じたのは、われわれ設計事務所の者達だけでしょうか。

またも感謝・感謝の出来事でした!

おおうら

              久しぶりの再開。施主にプレゼントした現場用模型。小さい方。
先日、埼玉県の2年前に竣工した住宅に建築学会の現地視察のため行ってきました。押しかけた上、テラスでBBQなんかして頂き、AM3:00までペチャククチャと。しかもなんとこれで2度目にもなる宿泊です。その上、今回は長田家は家族総出の4人体制。前回も3人ですが)
なんとも素敵な経験です。

お施主様に感謝に尽きます。

自分の設計した家に泊まれるなんてこと、まずなかなか無い。
その上、暮らしまでも見えてくる。
家が持ち得る力、また、その逆も提示されます。

「経年変化が心地よかった。」という大きくぼんやりとした言葉に集約されるふんわりとした時間。

それは、おそらく、人が家を、家が人を、互いに愛せたからこそ生まれた貴重な事柄・空気なんじゃないかと感じさせられる出来事でした。本当にありがたい。 
…ついでに、うちの子も走りまいです。

来て頂けた視察員の建築家・奥山信一様(東工大准教授)と富永祥子様(福島加津也+富永祥子建築設計事務所)も1時間近く見て頂けたうえ、同じく1時間近くテラスでお茶をしながら、雑談も含め、色んな話を聞いて頂き、聞かせて頂き非常に有意義で楽しい時間となりました。
それだけですべてが充分な程。

印象に残った言葉があります。「建築士は、医者や弁護士と違い、困った人が来る場ではない。むしろ喜ばしい人が来る職業なんだということ。だからこそ、例え、食べていけなくても、儲かりはしなくても、それだけで意味のあることなんだ。」ということ。

…。建築を考える前に大事なこと。です。

学会・関東支部の懐の深さにも感嘆です。
同時に時間を割いて頂いたお施主様にも尚更感謝です。

…。
それはさて置き…。
埼玉に行く前、時間が取れたので…。
どんな建築にもお店にも目もくれず、向かった先は、
…これ。
          これも建築。どんな建築より意味がある。???。家族に対してもこじ付けつつ。
家族4人で見てましたが、結局、喜んでたのは僕だけだったような…。家にこれの置物があるのですが、それは「ガンガン!。」と言って子供もチョッカイ出しているので喜ぶかと思いましたが…。少しそわそわ…。
そんな最中、何かのイベントか!?。時報か!?。
急に音楽がなり、目が光り、蒸気が噴出し、顔が動きだしたのを境に、子供2人が号泣。

小走ってそそくさ、帰りました。

良い物見れた。…ような…見逃したような…。
もう、予想の倍、70万人が見に来たらしいですよ。ぜひ。
…その中の4人はうちの家。  長田
事務所で捉えた「皆既日食」。突然、雲の切れ間から出現。
「川津の平屋」の黒ガラスのサンプルで覗き見。

46年ぶりやら26年後やら。素敵なことです。        長田
コンペ用に飼っていたメダカが先日、産卵。そんで、生まれちゃいました。
3mmにも満たない胡麻みたいな2匹が…
ふらふらゆらゆら。

コンペの主旨から徐徐に外れて来てます…。  長田

週末、瀬戸内国際芸術祭の応募にあたり、調査のために、島巡りに行って来ました。
僕は小豆島と、豊島へ。
写真は小豆島のとある小学校でパチリ。こちらの小学校、小さな校舎でしたが、
海岸線沿いにあり、校舎と運動場が、海と空に開かれ、とても近い上、
小さな校舎のためか、自然に包まれ、抱かれているといった佇まいとなっておりました。
そして何よりも、運動場と海の間には砂浜があり、その連続性にパチリ。
(海亀が産卵に訪れたとの事です!)
島の人たちは、固有の時を経、かけがえのない記憶を共有し、
みんな、何にも変えがたい故郷への思いを育くんでいくのだろうなぁ・・・と、
残りの島巡りにおいても、幾度も幾度もそのようなことを感じ続け、
異邦人である自分は、胸の締め付けられる思いの一日にもなりました。
おおうら
商店建築2003年4月号に、「ルーフワイド」が掲載されております。
今日、事務所のビオトープの中のメダカをふと見ると、おなかのあたりに卵をぶらさげて泳いでいるのを発見しました。
このままだと共存している金魚たちに食べられてしまうので、別の容器に水草と共に移して、そこで水草に卵をくっつけるのを待ちました。
そして、メダカのおなかについていた卵がなくなったところで、水草の根っこについている卵を捜して、上の写真のカゴの中に、隔離しました。卵を捜すのが、けっこう手間取りました。
ネットで調べたところ、10日程で孵化するようで、それが楽しみです。

ちなみに、メダカの卵を隔離し終えて席に戻ると、私のイスは、上の写真のとおり、ケパ(猫)によって占領されていました。私は、ケパを背もたれ側に寄せて、前の方に座って、パソコンに向かいました。(いつものことですが・・・。)


先日の大安。S邸増築工事の建方を行いました。昨今、雨が続いていたのにその日は曇り空のまま、晴れ間も少し覗かせる絶好の天気に恵まれました。  
…が、しかし…。
建方と申しましても、今物件は…「手建」。レッカーが使用できず、梁や柱を人力で持ち上げ組み上げていく。2人では持ち上がらないぐらいの大断面の梁や柱を大工さん6人がかりで一本づつ。大工さんからも「20年ぶり」やら「はじめて」やら、声が聞こえる。
少しよろけても大惨事。

見てられない。と言うのが本音でした。
しかし、大工さんには圧巻です。絶対に僕には出来るはずもないことをやってのけている。
植原建設」様・大工「谷本建設」様に感謝感謝。

少し、建物が小さかったのが唯一の救い。
午前中には終わる予定は、結局一日かかりましたが…。

完成したことが何より。

出来上がってしまうとこんな事は、見えてもこなければ、表現も出来ない。作った者だけにしか見えないキラキラとした大事な物を見せてもらえたようなそんな気がしています。

                  心配そうに見つめる植原建設・現場監督・常務。

棟上終了後、耐力壁や束の切断の作業を行いましたが、その作業をはじめて30分程でブレーカーが落ち、復旧できないというトラブルが発生、結局、後の作業も「手作業」「手仕事」。すべて電動工具なしの一日となりました。
「昔はこうだった。」なんて冗談ぽく言いながらですが、木軸組が立ち上がっていく姿をみていると、機械や工具も発達した今になっても、「今もこうなんだ。」と…。持ちえる技や懐の深さに感嘆です。

同時に自分はどうなんだろうかと…考えさせられる。結局、道具は全てただの手法でしかなく、過程にしか過ぎない。設計においてパソコンにはじまる3DCADやモデリング、解析ソフトなどのいわゆる道具の発達は、逆にその先にあるべき自分自身、そのより深い部分も露呈させるのかもしれないと。

小手先でなく、何が根付いているかということ。   長田

写真は、「さぬき富士もゲストハウス」基本設計時に使用したstudy模型です。計20種類ぐらいの四角いBOXを用意しておいた上で、施主に時間を割いて貰い、一緒に、ちょっとづつ動かしたり、回したり…。下の敷地をかたどったスチレンボードに何パターンもチェックしていきます。
親戚や親しい友人と集うゲストハウスがゆえ、BOXの配置を検討、決定していく過程において、同時に、人と人の向かい合い方、家族同士の距離感、そして、敷地外部のさぬき富士との関わり方までも感覚の中にある、また、逆に感覚の中にしかないものも全員が無意識に意識する、そんな場になったような気がしております。

決定に至ったこの配置は、見えない何かが表現されていることでしょう。
実施設計は、これをそのままSCANしてCADに落とし込んで図面にしていきました。
フォルムを施主と共に決めていくことで、逆に、僕には出来ない建築に行き着いているのかもしれません。
,
この物件を通し、ふと振り返ると、事務所を開設して、早6年。最初は自分の出来ることの枠を広げよう、広げよう、としてきた意識が大半であったような気がしてます。だからこそ出来たことも多い。もちろん自分の中にある経験や本質の中にあるものを再認識、再定義を繰り返した中で「普遍的である新しさ」と言うものを模索したいという思いは今も変わりませんが。しかし現在は、どちらかと言えば、出来ることを疑い、狭めていこう、という意識も強くなってきていることも感じています。あえて良い様に表現すれば、自分に対しても施主に対しても、より地に足の付いたものと言うか…。本当にやるべきこととは何なのかということの選択。そういう過程がひめられたもの。
この2者、どちらかだけでも駄目なのでしょうが、ただ、これに恐らく中間点など無く、ただ繰り返していくべきことだろうとも感じています。

挑戦(チャレンジ)・「自分にとっても新しいか」という言葉や問いは、大事な事ではありますが、本来はこれを何度も繰り返して、繰り返して、始めて力ある行為になるのではないかと。  …まだまだ先か。


建築家・隈研吾の著書に「負ける建築」という本があります。本を読んでいないので申し訳ないが、その本意は分かりませんが、言葉として大事な忘れてはいけないことが多く詰まった一言。
結果、本物件「さぬき富士もゲストハウス」は、施主に導いて貰った建築でもあります。
状況や施主に委ねることで生まれることもあり、それを柔軟に理解していくことも挑戦なのかなと。
基本設計の過程は特殊な方法ではありますが、問いに対し新鮮な気持ちで向き合えた物件なのかなと思う次第です。          長田
前回の上棟から、しばらく間があいてしまった(私の筆不精のせいで、スミマセン)ので、すっかり屋根も葺き上がり、内外壁工事に取り掛かっています。
倉庫とはいえ、なかなかキレイな内観です。
上記写真は、外壁材が切り替わる部分のギザギザライン(ダンボールが破れたような)を、うちの所長が下書きしている様子です。
くまもと

「イタリアン・アリオスト」 諸問題を含み、設計断念・中止となりました。
詳細は、報告できませんが、おいしいお店でしたので個人的にも残念です。

心待ちにしていた方も多そうでしたので、ブログでの報告だけが心痛みます。

設計が出来ないぐらい実はどちらでも良かったのですが、
県下の復活は、まず無さそうなのが何よりも心残り…。
おいしいイタリアンのお店、探さなくては。 …

長田
番町のアトリエSが着工しています。
既存母屋があっての増築計画で、
住宅地の空きスペースに、小さな一棟空間が存在する事になります。
敷地全体に対する、新築物件とは異なり、
良い意味で、少し肩の力を抜いた感じとなった建築が、住宅地に
点在していく様子も又、面白いな、と思っていますがどうでしょうか?
また、小さなスペースですが、今までの街全体の広がりの中、
新たに出来た小さな場所から感じる街の呼吸や空気は、
とてもとても新鮮なものになるんだろうなぁ、とドキドキ・・・。
そんな思いでも、いっぱいになっています。
おおうら
上部写真は宮川邸の螺旋階段です。僕の写真の腕前では、実物の素晴らしさがとらえられず、実に残念なのですが、凄いです。はじめは、どーする?こーする?と少し気の重い様子の大工さんでしたが、材料を前にすると、もはや出来てみないと想像のつかない収め方を原寸で描きとめ、作り上げて下さりました。一発勝負です。一本の繊細な芯柱と、その周りに表裏表シの階段が連続していく様、出来上がった形は見飽きることがありません。目につく外観・建築の空間構成と、そうではない所。職人さんの知恵と腕の結晶がこの様に存在しているがこそ、また、そういうものや箇所がたくさんあるなぁと思ったので、このようなタイトルにしました。大工さんありがとうございました。おおうら


実験に成功後、安定して金魚さん、メダカさんが行ったり来たり。 ただ、水槽で実験していたのですが、どうも水質の安定に苦労。
→前回品。
何気にこだわりは、水の中。海っぽいです。
この箱形、魚ってやつの習性・展示物メンテナンス作業を探るための簡易型ってところです。

前述「mini水庭 ビオトープ」(自宅版)の経験をここぞとばかりに生かし、実験と称して、事務所にも「癒しのビオトープ」制作。引越し。

こうすると、金魚もメダカも、めきめき元気。
仲間も増やしちゃいました。
ついでに…実験続けてます。
我ながら、仕事しろって感じです。

所員もわが子も喜ぶ?出来上がり。

長田

先週、瀬戸内芸術祭コンペ実験用の水槽から、ビオトープにお引越ししました。
緑の中を金魚が泳いでいるのを見ると何気に癒されます。
水槽時代からの漁礁は、今も人気があるようで、たまに金魚密度が高い時があります。
睡蓮鉢が大きくなり、初代の金魚&メダカだけでは、少し寂しい感じがしたので、先日仲間を増やしたところです。ニューフェースの中でも、この金魚は、最初から虚弱体質のようで、安否が心配される毎日ですが、何とかがんばって、元気になってほしいものです。
くまもと




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