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穴吹デザインカレッジの学生に誘われた「穴吹デザイン展」に行って来ました。
学生の作品は、非常に刺激にもなり得ます。自身のあの頃にも立ち返れる。

夢と理想を軸線として、「現実」を描ければ、この先は必ず明るいものになる。
そう、再認識させてくれます。

同日の「建築家・栗生明・千葉大学教授」の講演会。
博学である事は、透けて見えてきますが、何より、物腰の柔らかい人。という印象が残る。
建築家として、こういう人もいるんだ、ということがまず、記憶に残っている。
手続きの多いこの仕事。
仕事に向かう姿勢を見せていただきたい、と強く興味を引かれた人物。出会いです。

たくさんの話がありましたが、そこと関係なく、ここでは・・・一つだけ。

「Glonacal」 という言葉が出てきました。
global + national + local (世界+国家+地域)を混在させた新造語。
国際、国家、地域を踏まえた視点や論点を表す。

その言葉の定義を自身はどうとらえるべきか。なんて考えさせられた。

東京などの大都市に生活している・仕事をしている訳ではない - 僕らにとって、どういうことなのか。
大都市でない以上、globalは自然に・体感として・流入・流出する環境にあるとはいえない、しかし、ネットやメディアを通じての大量の疑似体験のみが流入してくる現状の中。個々人の中に何が蓄積、選定されているかと言うこと。nationもlocalを欠けば、文化すら認識できない。
その、それぞれの単語のバランスは、その地域、また、個人、物事によって大きく違わなくてはいけない。
でも、ここに、personal(個人)が組み込まれない意味も感じることもできる。
体験と想像・客観。

少し前は、

「glocal」
global + local (世界+地域)の造語

知らない間?に、今回、nationが加わっているわけであるが…。この2つの中間点であり、繋ぐ境界。
確かに、どちらかを見ようとすると、必ず見えてくる事柄ではない。
でも、nationは、事柄によっては、非常に小さい事柄にも、大きすぎる事柄にも変容する。
でも、より、localのほうが大きなこともある。

地方だから、より大事な部分。
でも、これからの東京のような世界的な大都市でも必要なこと。
個人の中に。

なぜ、この言葉が「変に」引っかかったかというのは、おそらく…。
僕が四国で事務所を立ち上げた時、教わった先生から頂いた励ましと応援の手紙の、その最後にこう書かれていました。

「glocalであれ。」   …

今も心の隅にある言葉ですが。
広い視野で自身を…という意味にもとれる。

ただ、単純に新語glonacal「グローナカル」が単純にglocal「グローカル」を発展させた、代用できる、新しい言葉とは思えなかった。   ・・・だから、たぶん引っかかったんだろう。
現在の自身としては、

心がけとしての 「glocal」
客観としての 「glonacal」

という感じなのかな。…      長田

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