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先週金曜日、番町のアトリエ1F・東西両面大型サッシュに入る、巨大ガラスが搬入・設置されました。
それは、総勢14名がかりの人力作業。
                          
この物件、敷地が極小!そこに巨大なガラスです!!
そこへ遂に来た、巨大ガラスの双子たち・・・。
                                                                           西面Fix窓:巨大。スペースが無いため、ガラスを設置場所まで持って行けるかどうか・・・。
東面開窓:巨大。サッシュ、ガラスを含め総重量500Kg弱、サッシュが動くかどうか・・・。
運ぶだけでも大変な、その上に・・・・・・です。
                                                            で、現場に向かった所、まず西側。
サッシュ屋さんがどう考えても回して起こせないと言っていたガラスは、既に枠にはめ込まれており、室内を引き締める空気を放ちながら立ち上がっていました。    
                                                             そして少し余裕の笑顔の職人さん達。思ってたよりもすんなりいけたとのことでしたが、監督さんの段取りや、職人さん達のチームワークと力こぶ(基本・根本!!)の賜物には間違いありません。
                                                      次は東面。先の写真の通りです・・・!
みごとなチームワークでした。そして何よりも、感謝に尽くせない、ありがたい心意気・・・。それは、職人さん達の動きや表情、声や言葉に感じてやみませんでした。                                  

西側、入りました!









東側、入ってます!開きました!!  

      
 






                                
                                                                                                                                  
ガラスを設置し終え、あとはバックアップとシール打ち。ここからは、サッシュ屋さんと所長の会話をそばで聞いていて。。。(S:サッシュ屋さん N:所長 内容ははしょってマス。前後関係も???)          
                                                             S:「前に3m×5mの四角いガラス開き戸はやったことはあるけど、今回のは巨大な上に上部がアーチ型やし、Pヒンジは使えんし、どないしょうかと思ったんで。血液型がO型やけん出来たけど、そうでなかったら会社やめとるで(笑)」(ちなみに、僕はA型。心の中で大きくうなずく。。。)
N:「でも、今までで一番大きいサッシュが、よりによって何で(今までで一番狭い・極小敷地の)ここなんやろか?!(笑)」
S:「長田さんが、アイディアをくれたんもあって出来たんで。」
S:「次は星型や!(笑)」
S:「いや、ハート型や!!(笑)」
S:「お金と時間があれば何でもやってあげるけど・・・。」
N:「大御所でないと、それは出来んけんなぁ・・・。」
                                                             そうは言っても、厳しい予算と施工条件。そして何よりも、三ヶ月という工期。厳しかったことはまぎれもない事実。それを、共にやり遂げた者同志の間に生まれた、とてもすがすがしく突き抜けた歓喜の瞬間でした。そこに立ち会えたことは、とても大切な経験となりました。






          (東側)                           (西側)
またその後、シール打ち一つにしても、色使いで様々に表情・表現が変わる事も目の当たりにし、その奥深さと面白さ、着眼点・ものの見方に驚きや大切さを感じました。
まだまだ新しいことや、何度目かという改めてのことと、今も尚勉強となり、そしてまた落ち着いて見る毎の実感を深める機会になりました。
やろうと思えば本当に奥が深いです。それは、大なり小なり。たとえばシールのように、必ず行う事なら(あえて言葉を悪くすれば、どうせやるのなら。*今回はメインの開口部なので、とても大切な所ですが!)工夫一つで、なるほどなぁと思える事の大切さ・面白さを知り、自分にとっては、見えている所・見る所が、こんな事まであるのか・なるほど、これほどまで変わるのかとの、驚きと実感があったからこそ「それは全てに及ぶ」と考えを再び改める事が出来ました。だからこそ意味がある。そんな風に全てを見よう、物事を考えようと。また、それが大なることか小なることかを見極めるバランスの必要性も改めて感じた上に、小~大のどこまでに及ぶか、やるか・出来るか、については、様々な状況に応じて柔軟に考えることも、今を機に。そして、そんなやりとりについて・・・。それらは全てに及ぶ、そして時にはしんどい事もある・・・。けれど、例え何かが現実の前にうまくいかなくても、「意欲の上において、全てを失ってはいけない」と思いました。~今。自分の考え方、気持ちや意欲の持ち方。再び何か少し転じれた、小さな発想の転換かもしれませんが。。。ブログを作りながらですが。そしてこの先まだまだ、知る・考える・思う・気づく、等々や、持続してゆく事は自分次第ですが。この日のことは、全てが良い経験となりました。おおうら                            

          
                        
 

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