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OPENに向けてようやく現場の方も目処がたってきた
…レインボー通り天満屋裏で進行中…
「パティスリーAraki」。

そこにあるガラスの表層。
所々、結露して曇ったり水滴がついていたり、晴れていたり表情が変化しています。


実はこれ、・・・(前述にて書かれてしまいましたが…)
植原建設・社長及び常務・そこに居合わせた電気屋・そして…僕。によるお手製。
一ヶ月近く、材料・工法を検討し、却下の連続を経て、施工に至りました。
結果が何故かこのメンバーによる現場施工となったわけでありますが。
材料は、あかせませんが・・・たまたま所員のおびかが買ってきた、樹脂が成功の素。
こんな面子で、こんなことして、何を表現しようとしたか…。

結露のメカニズムを通した…湿度と熱の関係の視覚化。?
結露は、温度における飽和水蒸気の関係でガラスを曇らせ…湿度が高いと多いときには水滴をつくる。…同時に同じ湿度の場合、温度が高いと結露を起こさない。湿度が高いと関係は早まる。

ここでは、結露を起こした表情の中に、オーブン前、人の前が「ぼー」と変化するという関係。
ケーキ生地やスポンジ…クリーム、それを作り出す水分と熱の微妙な関係、そして手のぬくもりの相互作用。冷やされた洋菓子の中にあるぬくもりの存在。
全体のしっとりした感覚、つくる手や人、焼くという作業の温かみ。

「曇り」をとおして、それらも同時に表層化できないかと考えてみました。

周りに多く存在するガラス。ここのガラスだけ結露を起こしているという、相対的な関係として街に浮かび上がる。


そして、
まもなく、洋菓子・焼き菓子を抽象にした家具たちが並びます。
ひびのエイジング処理された塗装・・・モールが途中で切り取られた家具たちです。
モールディングという手法 と ケーキのクリーム飾付 の両者のルーツは、本来同じものです。
それらを通し、ケーキを「切り取る」という行為をもを象徴させています。


そんな風に見てもらえると少し、仕掛けが楽しんでもらえるかな、なんて・・・。
2月4日OPEN。

長田

現場が重なり、大変だった最中…何ヶ月も冷蔵庫で放置されていた…
過去記事
鈴鹿の土産・栄養ドリンク「Suzuka・Vゴール」。
とっさに飲んじゃいました。
速くなったかならないか?変化無し。お腹は大丈夫。

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