まんのう町で、
「SUNNYSIDE FIELDs」 プロジェクトが始まりました。
よく何が出来るのかと聞かれますが、これがなんとも難しい。
まんのうの里山と水田や畑に囲まれた場所で
チョコレート工房と珈琲焙煎所、地域の新鮮な野菜を買えたり、その野菜を使ったお惣菜やカフェが入ったコミュニティスペースが生まれます。
モノを売るのではなく、関係性を作っていく場所に。
お客さんやスタッフ、地域の人や移住してきた人、内と外の関係、障害を持った人、持ってない人。そういう「境界線」を無くしていきたい。いろんなモノ、人たちが「自然」な状態で居心地の良い場所を作りたい。
打合せの中で、そう話すオーナーさんに話を聞きながら、静かに激しく感動しました。
言葉でいう事は簡単ですけど、こうやって実際に動き出している。
言葉のひとつひとつに説得力がある。
そういう人たちの思いに触れて、そういう現場に関われて、本当にうれしく思います。
これから、はじまります。
設計という職種に携わって強く思うのは、
設計も「デザイン」というよりは、職人さんとの関係性や、お施主さんとの関係性、土地との関係性、等々。
そういう関係性の中で出来ていて、設計はみんなでビジョンを共有するためにとてもとても大事だけど、一つの目標に向かうための要素の一つでしかないな、とつくづく感じます。
ウチノ
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