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去る年末に、建築家「菊竹清訓」氏の死去が報じられました。83歳。

壁柱4本にて浮遊する自邸「スカイハウス」
海上都市「アクアポリス」
「出雲大社庁の舎」などはあまりにも有名。

故・黒川紀章氏、槇文彦氏等と都市の有機的代謝と成長変化を提唱した「メタボリズム」運動。
高度成長期の継続が根底の思想であるが故、現在では、荒くも見えるが、
建築界が大きな哲学性を含み、文化文明など多くを巻き込み、躍動した時代の担い手であったことは間違いない。

ただ、建築界の一つの時代が終わろうとしている・・・変わって行こうとしているようで、
なにか・・・悲しくもある。



そして・・・
僕の年始。
偶然ながら、予約していた・・・島根県米子・皆生温泉「東光園」。

行き道。
高速通行止めにて・・・一部、下道で・・・。
慣れないので・・・巨コワ。4時間。


同氏の1965年の作品。

構造を細分化し、繊細な技法や工法にて、RC構造を軽く日本的に組み上げている過程が垣間見える。
巨大な梁で上層3階を吊り下げた構造・・・らしい。
大きくリフォームされていて・・・残されているのはロビーと構造、外観程度ではありましたが、
そういう建築は少ないが・・・
ここには、力と想いがまだ強く建築全体の細部にまで息づいています。


運良く・・・偶然ながら・・・ですが、
このタイミングでみる名建築は、心に強く残ってくれます。



そして・・・
初めて日本海をまじまじ見ましたが・・・
ただ、日本海ってすごいんですね。

散歩してた地元の人は・・・「こんなもんじゃないですよ。あはは。」
・・・だそうですが、
ただただ、余りある過酷感。

瀬戸内海は、・・・やさしい。・・・帰ろ。

長田

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