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一級建築事務所 長田慶太建築要素

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連日、目を疑う映像を目の当たりにします。
被災された方々、心より、お見舞い申し上げます。

でも、ただ…こんな言葉も何か違ってるようで…。言葉では。

「被災」なんて言葉だけでくくれない事柄・感情の大きな変動。
見ているだけでも戸惑う側面があるのは隠せません。
ただ、僕らに何ができるかなんて事を真摯に考え抜くことより、今はできる事を素直に行動するという、ある意味、きちんと委ねることも大事かな…なんて考えさせられます。

…県が物資の受付を始めたら…家に余ったオムツや毛布を送ろうか。・・・
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110318000170

建築家「坂茂」の事務所。世界中の災害にボランティアとして、現地で仮設住宅を紙管で作ったりと経験も実績もあるこの事務所が、今回、簡易間仕切りを被災地避難場所に届けようと行動を始めました。
現地を混乱させることも無いでしょう。
http://www.shigerubanarchitects.com/SBA_NEWS/SBA_news_5.htm
募金を募ってますので、僕ら設計事務所として、募金し、託してみたい。
参考までHP記載。

節電。ヘルツ違いで…大きなことには繋がりませんが…本当は、日本全体で担えれば…。

「見つける事」でなく、「気付いていくこと」。なのでしょうか。
これだけ。…でも。

東京の友人等に聞くと…関東でもかなり混乱・情報錯綜している部分もあり、
今は…そしてこれからしばらく日本西側が物資・経済面でも今まで以上に動く理由もあるのでしょう。


そして、
このような出来事を通じ、痛いほど見せられる、いくつかの側面。
惨事の無力さの傍らで、
立ち上がる人々。
手を取り合う人々。     
そして矛盾だが・・・勇気を貰う。

ふと、建築に目をやると、
無力感と共に、建ち続けている強さを見せてくれる物もある。
凶器にも成り得ると言う事…と共に、守りの根底でもあるということも見せてくれる。
しかし、人を守れず、でも、建ち続ける建築の強さだけの虚無感も映像は伝えてくる。

また、
原子力という、手に余る大きな力に、生活が支えられている現実。
現場と会見。

先に書いた…人の多い首都圏ですら…多すぎるからの錯綜。
被災地の物資の必要性を理解していると共に、ガソリンや電池・食料等の買占めにもなる行動。
東京ではガソリンスタンドに列を成し、高松ですら、東京の友人に、停電に備え頼まれた電池を買いに行っても、どこにも無い。・・・という現実。

こちらでも、町全体はこころなし暗い…。
看板の電気が消されたコンビニやモールと共に、・・・・いつも通り、…照らされたホテル街。
逆に明るく感じます。

大きくは、二つの側面を見せられたようで、複雑な感覚を覚えます。
被災していない僕らも、バランス感覚を問われている。・・・ということも忘れたくないと強く思わされつつ。
被災された人々の出来る限り多くの方のご無事を願い、
これから始まる、長い復旧・復興への道筋が順調かつ、出来る限り短くなるよう、祈っていきたい。

こうしてる今の間にも世界だけでなく、日本の個人や企業から支援の輪が広がっている報道をみると、日本人・先人が持ち合わせた器量が噴き出してるようで、それを再認識させられると共に、心強くも感じてくる。

長田
北関東・関東での当事務所設計・竣工物件。震度6にも関わらず、全て、ヒビ一つ無いと言う連絡を頂きました。安堵。

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